「M.I.Q」とはマネーI.Q.のこと。少年マガジンに連載中の漫画である。
私が知っている限り、ここまで正面切って「マネー」に取り組んだ少年漫画は無い。
それだけでも画期的で面白いと思う。

雰囲気は・・・「MMR」。「M.I.Q」は一部ではMMRの再来と呼ばれているらしい。

「MMR」と「M.I.Q」
 共通点(似ているところ)
  ・名前:似てるわな。「MMR」はマガジンミステリーレポートの略
  ・雰囲気:怪しい人がいっぱい出てくる。
       MMRはキバヤシが何でもかんでも”ノストラダムス””UFO”
        ”陰謀”とかに結びつけちゃうところが笑えた。
       M.I.Qは舞台が高校だが、情報の教師「黒場」が怪しい。
        一年中アロハで短パン、バンダナ巻いてサングラス
        そんな教師いるか?
  ・掲載誌:ともに少年マガジン
       MMRは当然1999年以前の漫画
       M.I.Qは現在も連載中
  ・中身:う〜ん やっぱり怪しげ

という感じで、良い意味で怪しい。怪しいくらいの方が面白い。

しかし、決定的に違うのは「MMR」が何の役にも立たなかったのに対して
「M.I.Q」は結構良いことをいっているということだ。
  (まあ、私は「MMR」で初めて狂牛病やプリオンの存在をしったというのはあるが・・・)

1巻で黒場が登場した後に放つ名台詞
 「ルールが変わったんだよ!!」はいろいろなところで言われていることであるが
これを「少年漫画」と言う舞台で出したことは素直に素晴らしいと思う。
現在の日本は借金まみれで、後の世代にその借金を押し付けようとしている。
何にも知らないで大人になるよりは、こういうことを知っておくことはプラスになると思う。

しかし、黒場の授業最初の課題「100万円を2倍に増やす方法」の答えで
”タイで暮らす”(物価の価値が半分の場所では、金の価値は倍になる)までは良かったものの
最終的に株の「デイトレード」しかも「信用取引」はちょっとまずいのでは・・・。
さらに、話は「からうり」まで行ってしまう。
まさか、これを読んだだけで株をはじめることは無理なので、他の参考書を読んだ時点で気がつくとは思うが、子供が変な幻想を抱くようだとまずいのではないだろうか。

全体として子供にマネーに興味を持たせるという意味では成功していると思う。
大人にもわかりやすくて面白い。(MMR的に面白いという意味もある。実際に行動する前に他の本を読んだりして学ぶことは必須)

現在単行本化されている2巻まででは株の話が中心だが、本誌ではレストラン経営の話になっている。





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正直イタイです。
あくまでネタとして楽しみたい。

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(プラス)

 MMR 何でもかんでも「ノストラダムス」やら「UFO」に結び付けちゃった漫画。
  もともと、いろんな意味で笑える漫画だったが、
  1999年の「ノストラダムス予言はずれ」以降は更に安心して笑える漫画になった。