昔から読みたいと思っていてなかなか読まなかった本だが、読み始めたら一気に読むことができた。
 表紙はロバに乗った主人公の絵。帯には「日本一のお金持ち斎藤一人さんイチ押しの本!」「この本は、おもしろいから読んだ方がいいですよ。それと楽しみながら大切なことを教えてくれる、いいほんですよ。---斎藤一人」とある。

 最近国産物も増えてきた小説仕立ての自己啓発書だが、正直なところ小説としてはお粗末なものが多い。しかし、この本は小説として十分おもしろい本だった。次の展開が気になってやめられず一気に読んでしまったほどだ。本の体裁は約330ページのしっかりした単行本だが、本当に読みやすい。感情移入して読むことができる。感情移入して読むことができるから、主人公「ホワン」の経験を自分のものとできるというところだろうか。

 物語は、最愛の孫の前でホワンが息を引き取るところから始まる。ホワンは大金持ちだが、死にあたって遺産の大部分を使用人たちに分け与え、孫にはひとつの箱のみが渡される。…その箱の中に入っていた物語が、ホワンの成功までの反省を綴った物語であったという話だ。

 ホワンは小作人出身だが、農場から追い出され、町に出る。その中でいわゆるメンターを含む多くの人たちに出会い、いろいろな仕事をしてゆく。仕事はうまくいったり失敗したり(ロバの売買の話は本当に面白い)。また、恋に落ちたりもする。本当に自然に物語として読めてしまうのだが、重要な部分は太字で書いてあるので読み逃すことはない。また、巻末に重要な部分はまとめなおしてあるので自己啓発書として復習をするときには役に立つ。

 この本は非常に有名で、かの斎藤一人さんも推薦しているところをみると、役に立つ本なのだろう。私からも、とにかく面白いということは確信を持って紹介できる本だ。

ホワンの物語―成功するための50の秘密
4870313650ロバート・J. ペトロ Robert J. Petro 山川 紘矢

飛鳥新社 1999-03
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